IoTに如何に取り組むか

Industry 4.0はこれまでのFAの延長なので、効率化が中心ですね。工場のラインで悩んでいること、これまで諦めていたことが、もしこんなデータがとれたら解決できるのに、ということさえ思い浮かべば、後は手段を探るのみです。

 

難しいのはGE型への取り組みです。

Porter先生は、「持続的な競争優位のための10の選択」として以下の10項目を提示してくれています。

 

  1. Smart Connected Productsの機能や特性のどれを追求するか
  2. 製品とクラウドにそれぞれどの機能を配置するか
  3. オープンシステムとクローズドシステム
  4. 内製するのかアウトソースするのか
  5. 製品やサービスの価値の最大化にはどういったデータの確保、分析が必要か
  6. 製品データの使用権とアクセス権の管理
  7. 流通やサービスチャネルの中抜き
  8. ビジネスモデルの手直し
  9. 製品データの第3者への販売
  10. 事業範囲の拡大

より具体的な内容は、先生の論文の以下の続編を参照しましょう。

https://hbr.org/2015/10/how-smart-connected-products-are-transforming-companies